SF・ファンタジー・ホラー関係者
有志の声明文

私たちはSF(サイエンス/スペキュレイティヴ・フィクション)・ファンタジー・ホラー(五十音順)といった、「想像力によって現実を相対化する」表現形式に関係した各種創作・研究・批評・翻訳・編集・報道・販売その他に携わり、あるいは愛好する者らの有志です。

世界史的に見て、とりわけSF(サイエンス/スペキュレイティヴ・フィクション)・ファンタジー・ホラーといった表現形式は、その独自性によって優れた文明・文化批評の精神を持ちながら、しばしば悪しきプロパガンダや制度設計、差別にも直接・間接に利用されてきました。

このたびの日本学術会議の任命拒否問題は、歴史的に見ても法学的に見ても政治的に見ても――思想の左右を問わずに――何ら整合性のとれない、現政権による露骨で恣意的な学術・文化団体への政治介入なのは論を俟ちません。

それに関しまして、各種マスメディアやソーシャルメディアには――「政府に逆らう者」は「反日」だから直ちに排斥すべきだと訴えるような――きわめて短慮な暴言すらもが平気で飛び交う現状、「想像力によって現実を相対化する」ための土台として必要とされる社会的な「公正さ(Justice)」が危機に瀕しているのは明白です。

私たちはこうした動向を是認するのではなく、立場性を超えて、「今、抗議することこそが重要」と判断し、恣意的な排除に与しないという明確な意思表示を行うものです。


本声明に賛同される方は、以下のフォームから、ご署名を願います。

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署名一覧    ( 151 件の署名が集まりました)

     
  1. 大野典宏(日本SF作家クラブ会員) より:

    今の環境が自然にできあがったと信じ切れるのはなぜなんでしょうね?
    今の環境が永劫に続くと誰が担保してくれるんでしょうね?
    緊急事態に対して「自分とは関係無い」となぜに言い切れるんでしょうね?
    もし、今と変わってしまったら、誰が元に戻してくれるんでしょうね?
    公助が期待できない以上、自助に頼るしか方法がなくなってしまっている事に、なぜ気がつかないんでしょうね?
    クリエイターである以上、津原さんのような例にならないと、なぜ信じられるんでしょうね?
    そして、この世にはスーパーマンやウルトラマンのようなヒーローなんていないと知っているのに、自然と「他の誰か」に期待してしまうのはなぜなんでしょうね?
    少し考えればわかることなのに。。。

  2. 岡和田晃(日本SF作家クラブ会員) より:

    「図書新聞」2020年10月17日号の文芸時評で、私は批評家として日本学術会議の任命拒否問題を批判しました。これ見よがしに権勢を振るうことで、この国のシステムは我らを“より効率的”に殺しにかかってきている……という認識をそこでは表明しております。前後して、私が所属している日本近代文学会でも、理事による他学会理事との共同声明が発表されました。
    同学会のみならず、すでに、抗議を行った学会が約500にのぼったのは報じられている通りです。また日本歌人クラブと現代歌人協会の短歌2団体でも、日本学術会議の任命拒否についての共同声明が出たように狭義の学者のみならず危機意識を表明する創作者たちも現れています。沈黙が追認だと受け止められないように、また事情によって沈黙せざるをえない人たちを何らかの形で追い込むような力学そのものをも批判しつつ、不偏不党の連帯が必要だと考えるものです。

  3. 長澤唯史 より:

    幅広くさまざまな立場の方々が集まる場所をご用意していただき、ありがとうございます。

  4. 大塚巣鴨 より:

    リサイクルペンネームで失礼します。

    ガンダムはSF か論争の頃、ガンダムは戦争賛美なのではないか、という批判があり、ガンダムで戦争を語るなんて、という、作家側からの自嘲的な嘆きもありました。まだ健全な時代だったのだと思います。
    今や、こんなことを言い始めたら嘲笑われ、あるいは行き過ぎたポリコレだと叩かれるのがオチでしょう。
    多くのガンダムが戦争をネタにしたエンターテインメントであることは疑いようがなく、その点において批判される余地があるのは当然です。その描写がしばしば、幼稚すぎることも事実。

    他の、例えばジェンダー論の面からみれば、必然性のないシャワーシーンの続出ですとか、不自然に胸部を強調する女性コスチュームなど、現代的観点からは国際競争に耐えられない作品になっているのも事実でしょう。

    そうした事実を踏まえた上で、作品を観賞、鑑賞するのが大人の嗜みというものではないでしょうか。

    前フリが長くなりました。
    今回の政府による日本学術会議人事に対する干渉は、あらゆる自由、私権の制限に継る重大な一歩です。
    それを許す背景として、前段で述べたような、日本国内の閉塞した言論空間の状況があると考えます。

    ポンコツのパートタイムライター/エディターの分際ではありますが、ガンダムなどのスペースファンタジーに多少なりとも関わってきた者として、この声明文に賛同し、署名により連帯の意思を表明いたします。

  5. 伊東麻紀(作家) より:

    言論の自由、表現の自由とはまず第一に権力に対して自由にものを言えること、ではあるはずです。ところが、最近、何の権力も権限もない一市民の批判に対して、「表現弾圧」、はては「本を焼く」などの過激な表現が使われることが少なくありません。権力者である政府が私たちの物言う権利を奪い、口を塞ごうとしているのに、そちらは目に入ってもいない人がいるようです。今回の日本学術会議の任命拒否問題は日本国憲法でも保障された私たちの権利を奪い取ろうとする現政府の姿勢があからさまに示されたものです。表現の自由にとって真の敵が何者なのかはすでにはっきりと見えています。今こそ声を上げ、抵抗しなければおそらくは手遅れになるだろうという危機感を強く感じます。

  6. 大竹友美 より:

    客観的真理が拘束を受けずに探究されていけるよう、本声明に賛同いたします。

  7. 藤原龍一郎(読者) より:

    「想像力によって現実を相対化する」方法の現実的な一方法として賛同いたします。

  8. ACE-K より:

    想像力無くして自国の経済の発展も産業の再生もあり得ない。想像力無くしてこの先道など作れない。想像と科学学術を否定するものにどうして新しいものが作り出せよう。想像する努力こそがこのくにを再生させる第一歩だ

  9. 板橋哲 より:

    菅総理大臣による学術会議メンバーの任命拒否は違法行為である。
    速やかに謝罪し、推薦通りに任命しなければならない。

  10. 伊藤光 より:

    賛同いたします。

  11. 渡辺朝子 より:

    学術会議会員の任命拒否に抗議します

  12. 喜多 亘 より:

    賛同します

  13. 藤本紘士 より:

    賛同します。

  14. 宮野由梨香 より:

    愚民政策にしか見えません。

  15. 天草季紅(ファン) より:

    驚くべきことが起こっていると思います。これまでツイッターでしか意思表明できなかったのを歯痒く思っていましたが、このような場を設けていただき感謝いたします。声明の主旨に賛同し、あらゆる権力からの不当な介入に抗議して、署名させていただきます。

  16. タタツシンイチ より:

    政治の場で、堂々たる議論が交わされる国でありますように。

  17. 加藤直之(日本SF作家クラブ会員) より:

    賛同します。

  18. 洞谷謙二 より:

    賛同いたします。

  19. 高橋力也 より:

    賛同します。

  20. 後藤和智 より:

    法律をないがしろにする現政権と前政権を象徴する暴挙。これは静観してはいけない問題です。そして理由を説明せず別の論点をぶち上げてはぐらかす行為にも強く反対します。

  21. 牧眞司 より:

    政治権力を持った者による「違法」にして「恣意的」な任命拒否は、民主主義の基本に背くものだ。とうてい認められるものではない。

  22. 蛸井 潔 より:

    法規とその解釈に基づき仕事をしてきた経験から、法に照らした説明を適切にできない行為がこれ以上放置されることは容認できません。

  23. やんよんへ より:

    公正さに欠けるものを一度も許したらなし崩し的に全てが壊れていきます。
    今が頑張り時。
    一緒にスガの暴走を止めましょう。

  24. 山岸真 より:

    賛同します。

  25. tonoto601 (ファン) より:

    賛同致します。
    政治権力が社会への統制を強めることに対して
    立ち向かわなければ何もかも奪われてしまう。

  26. 本城雅之 より:

    賛同します。知的なものへの攻撃を看過したら、声の大きな者の力がどこまでも大きくなってしまいます。

  27. 池谷栄一郎 より:

    任命拒否に反対します。SFの一ファンとして署名します。

  28. 小林広直 より:

    学問の自由への侵害は、必ずやわたしたち個々人の声を奪う方向へ向かいます。
    幅広い連帯の可能性を探る本声明に心から賛同いたします。

  29. 内田仁 より:

    任命拒否の問題と学術会議のあり方問題は独立。
    誰が、どの方を、どのような基準で任命拒否したのかを明らかにすることが必要で、
    学術会議のあり方のは別の問題であることを強く指摘したい。

  30. totojin 247 より:

    賛同します

  31. 櫛引富子(読者) より:

    学問の自由、想像の自由が圧迫される危機感を持ちます。農民、平民は丁稚奉公できる程度の、読み書きそろばんで十分とされた、大正の父たちは、抗う言論をあらかじめ奪われて徴兵されました。
    明治に戻してはなりません。

  32. てつまよしとう より:

    政府は全ての政策に対して説明責任がある。国会で責任を果たせ。

  33. 森月都(読者・同人) より:

    日本を未来志向で見るなら、優れた意見、表現や研究を生み出すためには、学問の自由は必須条件です。
    海外の学術会議も税金で運営されていますが、学問の自由は保障されているそうです。
    日本の将来を俯瞰的に見るのなら、純粋にそれぞれのジャンルの業績で選出されているメンバーを任命すべきです。
    『「想像力によって現実を相対化する」表現形式に関係』している者として、ここに意思表示します。

  34. 義忠 より:

    法に照らせば違法な行為を、ろくな説明もせず「オレがそう言ってるのだから従え」と口にするだけで圧し通すのは「ヤクザの論理」だ。
    「ヤクザには屈するな」と市民を鼓舞してきたのは、日本の官憲であり、政府であり、それに応えるのが市民の務めであろう。
    故に屈するわけにはいかない。
    是非、総理にも日本市民の矜持と誉れ、ここにあり、と褒めていただきたい。

  35. 金井 聡 より:

    賛同します

  36. 高岩 良 より:

    反骨心なき世界に、よりよい創作が生まれるとは思えません。創作者が権力者の腐敗を見過ごしたり、あまつさえ保身のために加担するようなことがあれば、本当の意味で人の心を打つ創作は生まれなくなるでしょう。
    そんな世界を後世に残さないために署名します。

  37. 一徳元就 より:

    小さな流れだと見過ごしていたらいつの間にか抑えることもできない大きな流れになっていた、なんてことは嫌なので。

  38. 雨宮タビト より:

    趣旨に賛同します。

  39. 東條慎生 より:

    単純に首相の違法行為を許容すべきではないうえ、先年ある議員による科研費への攻撃があったわけで、権力の意に添わない研究への公然たる攻撃の一環とも見なしうるこの件について抗議の意志を表明することに賛同します。

  40. 竜胆いふ より:

    政府による日本学術会議の任命拒否へ強く強く抗議します。
    現政権は学問の自由を蔑ろにしており、いずれ日本における学問全般を堕落・破滅へと導きます。これはとうてい容認できるものではありません。

  41. 岡田靖史 より:

    賛同します。

  42. 早水瑠美 より:

    学術会議任命拒否は学問、思想に対する政治介入です。思想、信条、言論の自由に反するものとして強く抗議します。

  43. 中島京子 より:

    SFやファンタジーをメインのフィールドにしてはいませんが、それらのジャンルの作品をいくつか書いたことのある小説家として、賛同いたします。署名に名前を寄せさせてください。

  44. 須川 誠二(ファン) より:

    今回の暴挙を許すことはできません。105名のリストも見ないで,責任を持って任命するというのは,論理的に破綻しています。形式的な任命というのが,法律であるにもかかわらず,それをしないのならば,きちんと,理由を述べて,論議すべきです。そうしなければ,なぜ,学術会議が作られたのか不明になってしまいます。

  45. 染村 和代 より:

    想像力と相対的な見方、自由な表現の危機(政治介入)に抗議します。

  46. 松成 文夫 より:

    こんな無理筋をゆるしてたら、今後の日本がどうなるか、本当に心配です。

  47. 穂崎円 より:

    かつてSFとして読んだ世界が現実になりつつあるのではないかと危惧しています。

  48. 小谷真理 より:

    賛同します。

  49. 松本寛大 より:

    明らかに道理から外れたことを強弁してはばからない現政権の姿勢は看過できません。

  50. 山根英司 より:

    首相の説明はハチャメチャです。法律に決められた通りに任命することを要求します。

  51. 家口 浩 より:

    学者だけの話と思って油断していたら、一般人の自由も抑圧されます。

  52. 牧原勝志(『幻想と怪奇』編集室) より:

    根拠もなく、正確な知識も持たず、説明もせず、ただ拒否する。国政を担う立場の人がすることではありません。
    権力の誇示以外なにもない、無意味な拒否はいますぐ撤回し、拒否された六名を早急に任命し、今後このような愚を犯さないことを確約するよう求めます。

  53. 瀬尾久美 より:

    ルールを変えたいならそのための手順を踏むのが当たり前。横紙破りは前例打破とは言わない。

  54. 片岡康彦 より:

    ダムは蟻の穴から崩れると言います。
    こんな大きなあなは早急に塞がなくては。

  55. 村山智明 より:
  56. 幸重善爾 より:

    賛同します。

  57. 麻木未穂 より:

    学問の自由を。

  58. 岩田恵(編集者) より:

    日本学術会議の任命拒否問題は、何故?を問う人達にきちんとした説明もなされず、挙句の果てに表明された「リストを見ていない」という発言は、否認する立場の人間の無責任さと、公平さに欠けていることを表している。
    説明を適切にできない行為を任命する立場の人間が行うことに、Noと言える社会であって欲しいと、思います。

  59. 泉 節子 より:

    賛同します。
    菅総理は、学術会議の人事に関与するのか、説明を。このままでは、私は納得できない。

  60. 伊豆永 巧 より:

    怪しい決まりごとに反対!
    既得権益はあんたらじゃ。
    総合的、俯瞰てきに見て反対!

  61. あべ のりよし より:

    日本は、もっと科学者を大切にしなきゃ!!
    ノーベル賞受賞者のほとんどが、もっと予算を・・と言っているでしょう
    そのうち日本からノーベル賞受賞者が出なくなるよ!!!

  62. 荒谷里美(読者) より:

    賛同いたします。

  63. 嶋田洋一 より:

    日本学術会議のやっていることには不満もあるが、任命拒否は違法であり、任命はなされなくてはならないと考える。
    政権による違法行為を認めることはできない。

  64. Yoh クモハ(おめらす作家) より:

    オメラスの話をしよう。
    オメラスの地下室に閉じ込められていた少年の話だ。
    誰の胸の中にもこの地下室はある。

    ここで声を上げなければ、私たちは表現の自由を失ってしまう。
    それは地下室の扉の鍵だ。

  65. 谷口泰作 より:

    賛同します。

  66. 野間清子 より:

    賛同します。だんだん言論の自由が無くなるようで恐怖を感じます。

  67. 中井公一郎 より:

    菅政権の決定は、恣意的な力の行使であり、安倍政権から受け継ぐ、公文書改竄・隠蔽・捏造に連なるものです。
    (歴史問題なども含め)我欲のために現実をねじ曲げようとする行いです。
    政治に携わる資格がないといえましょう。

  68. 塩原 滋 より:

    菅さんはまったく国民に対して丁寧な説明をしていない。理解出来るような説明をして欲しい!

  69. 松風あおい より:

    法的なものもある意味「フィクション」ですが、わたしたちの生を支えるものです。それが崩されていくことには、抗わなければならないと思いました。

  70. 永滝 稔 より:

    何よりも政治家の恣意によって法律が曲げられるというディストピアを正さないといけないと思います。

  71. よし より:

    学問、表現の自由の危機のみならず法治主義を総理、内閣が逸脱しているという大問題であり、主権者一人一人そしてメディア、各学会、団体が抗議し、撤回させるべき。労働組合は何をしているのかな?

  72. 忍澤勉 より:

    声明に賛同いたします。

  73. 小野寺真人 より:

    声明に賛同します。

  74. 辻永泰明 より:

    賛同します。

  75. 冬樹蛉 より:

    声明に賛同いたします。任命拒否をするのであれば、その理由を言葉で説明し国民を説得すればよいのであって、内閣総理大臣が議会制民主主義国家の要請する手続きを踏まずに絶対君主のようにふるまうことを許してはなりません。議会制民主主義国家に於いて「誰がボスか」を、主権者たる国民は常に声を上げて、勘ちがいしている人々に教育してゆかねばなりません。

  76. 吉岡由里子 より:

    前安倍政権から、異論に対する攻撃や排除があり、さらにこのスガ政権で現れたのがこの学術会議の任命問題だと思います。少しづつ、いろいろなところで政権を批判する人や勢力へのプレッシャーが起こり、気がついたときには、いつかきた道になると思います。今、自分ごととして考え、行動することが大切だと思います。

  77. 高橋司 より:

    同意します。
    法を無視し、論理が破綻している。無視できない辞退であると思われます。

  78. 鍛治靖子 より:

    賛同します。

  79. 井上総司(読者) より:

    自由で批判的な想像力を押しつぶす、現実のディストピアに明晰なNOを。

  80. 安藤哲也 より:

    たしかクーンツの『ベストセラー小説の書き方』だったと思うが、「もうディストピアなんて流行らないから書くのやめとけよ」みたいな文章を読んだ記憶があります。ぜんぜんそんなことなかったですね。ディストピア小説のリアリティーが日に日に増していくような現実は、ここらで歯止めにしないといけません

  81. 佐藤弓生 より:

    賛同いたします。
    著述家・表現者に不安を与えない社会を望みます。

  82. 勝山海百合(小説家) より:

    賛同し、現政権の日本学術会議への介入に強く抗議します。

  83. 森 敦子 より:

    賛同します。

  84. 石亀航 より:

    賛同します。

  85. 野間雅子 より:

    賛同します。

  86. 石和義之 より:

    森友、加計、桜を見る会についての説明責任を果たさず、とりわけ森友問題では人命が失わるという痛ましい事態にまで至りながら、のらりくらりと逃げ切り、少しは後ろめたさを感じて肩の一つもすぼめて見せるかと思いきや、恥知らずにも天下を取った気になって、軽率な行動に走り、自分でもチョンボやっちまったと自覚しながら、またしても言い訳にならない言い訳で逃げ切ろうとする姿をさらし、「人間ちょぼちょぼなもんや」という唾棄すべきシニシズムを世界にまき散らした厚顔無恥ぶりには敵意を感じずにはいられない。

  87. 留野優兵 より:

    趣旨に賛同いたします。

  88. 高原 より:

    賛同します。

  89. アナコンダにひき(読者) より:

    賛同いたします。

  90. YOUCHAN(イラストレーター) より:

    趣旨に賛同いたします。間違いを認める勇気のある政治を求めます。

  91. 栗田 亜実 より:

    学術、文化的な領域に政治が介入することは絶対にあってはいけないと思います。

  92. shigeyuki より:

    賛同致します

  93. 阿部裕子 より:

    賛同いたします

  94. BOKUDEN より:

    SF・ファンタジー・ホラー等の文学及び表現作品は、人文科学の厳密性、自然科学の精密性、文学そのものの表現の自由とに支えられています。
    成立時より日本学術会議は、日本そのものへの諫言機関としてもっとも信頼できる拠り所です。政府は、自らを諫める立場として日本学術会議を設置し、推薦に基づき、その任命を自らが担うと定めています。
    日本政府は、この任命責任を棚上げして、日本学術会議と研究者割合が異なるので日本学術会議を是正すべきと主張しています。そもそも、国内研究者の割合は、日本学術会議の割合(人文・社会科学、生命科学、理学・工学の割合がそれぞれ33.3%)に近づけるよう努力するべきですが、日本の世相と国策により人文・社会科学がとくに疎かにされています。国内の研究者割合がまったく異なるのは、むしろ国内の研究者と分野の偏り・歪みを示しています。
    6名の任命拒否は「為政者が暴走しないよう学術的な立場から忠言を呈する」という日本学術会議の立場を弱めます。
    有志の声明文の通り、「想像力によって現実を相対化する」土台である社会的な「公正さ(Justice)」が危機に瀕しています。SF・ファンタジー・ホラー等の表現は、現実に接点を有する作家が産み落とす作品であり、読者もまた現実の生活の一部として作品に触れます。日本学術会議への政府介入は、私たち読者と作家と作品の受け皿となっている現在の日本国そのものへの介入であり、未来の文化の可能性への介入です。
    私たちとその子孫が安心して作品を楽しめる未来を守るために、恣意的な排除を進める現在の政府の立場に強く抗議します。

  95. 内田昌之 より:

    マスメディアが政権にすり寄って「不都合な真実」に口を閉ざす現状では、市民ひとりひとりが声をあげていくしかないのでしょう。
    政権の方針に従わない公務員は飛ばす、と語ってはばからない菅義偉に国会議員の資格はないと思います。

  96. 蘇民将来(読者) より:

    賛同致します。
    幻想文学に逃避できる自由のためにも、この場で危機感を表明することが有意義だと考えております。

  97. 福島かずみ より:

    賛同します

  98. エグチイサオ より:

    賛同します

  99. 佐田千織 より:

    賛同します。

  100. 日高 しげみ より:

    この先にディストピアが拡がる物語を現実世界にしないで。

  101. 折田麻子(ファン) より:

    賛同いたします。

  102. 小玉泰之 より:

    無知と無関心が力を持って、貧しい現実が目の前に起きていると実感します。
    賛同いたします。

  103. 芳野未央 より:

    サイエンスが自由に行えない世の中なんていやだ。

  104. 波多野かずみ より:

    賛同いたします。

  105. 阿部嘉啓 より:

    頑張って

  106. 田中茂 より:

    賛同致します。言論の自由の危機、このままでは、戦時中の言論統制の様なことがが起こるのではと大変危惧致します。国民全員で間違ったことには声をあげていかなければならないと思います。お世話役の方々にはご苦労様です。頑張ってください。

  107. 齋藤隼飛 より:

    賛同します。

  108. 館野浩美 より:

    賛同します。

  109. 芝田文乃 より:

    賛同します。

  110. 松田洋平 より:

    日本学術会議の任命拒否は、政府による言論の自由の圧迫です。
    反対します。

  111. 宮崎 純 より:

    集団的自衛権の容認や安保法制などに反対する意見の排除である。政権のあまりの傲慢さに怒りを覚える。

  112. 後藤 真 より:

    菅政権による実に恣意的な政治的介入は、このまま無関心・放置・無反応で是認していては、やがて私たち一般市民の思想信条の自由をも奪い取られることになっていくのではなかろうかという危惧を感じたので署名・意思表明させていただきました。

  113. 市川大河 より:

    学問と芸術は、時代の産物であろうと言わざるを得ないが、しかしそれ以上に、それを成し遂げた者たちの軌跡であるべきである。
    決して「そこ」に政治的な介入があってはならない。
    ミュシャの晩年を思うとき、学ぶこと、表現することと「政治」は、絶対にパージせねばならないのだと、強く思うのである。

  114. 岡崎こすま(読者) より:

    学術会議会員の任命拒否に抗議します。

  115. 櫻井薫 より:

    非常に深い憤りを感じています。政府お抱えの学者によるプロパガンダで枢軸国がどんな人道にもとる行為をしたかご存知ないのかと疑ってしまいます。
    任命拒否の即刻撤回と学術会議に対するデマを拡散したことに対する謝罪を強く求めます。

  116. 高野優 より:

    90~75年前の戦争では複数の思想弾圧事件があり、結果的に学問は国家権力と迎合する結果となります。そのような経緯を経て当時の植民地の住民や捕虜に対する非倫理的な人体実験、原爆や、なんら合理性のない特攻兵器の研究開発などが行われることになりました。
    学問に対する政治介入がもたらす結末とは特定の教授を研究室から追い出すとか辞職に追い込むとかの、ごく狭い領域の話だけではなく、もっと広範囲で取り返しのつかない致死的なものではないでしょうか。
    今回はどのような顛末になるかはわかりませんが、権力と共犯関係になることにより引き起こされるものは何なのかを思い出す必要があると思います。私たちが身を置いている国は、ずっと前にその道を通っているのだし。

  117. 武田尚久 より:

    賛同します。
    まったく仰るとおり。

  118. 渡辺英樹 より:

    明らかに学問の自由を侵しておきながら、全く説明責任を果たそうとせず、問題をすり替えて恥じない政府に抗議すべく、この声明文に賛同します。このような場を作っていただき、ありがとうございました。

  119. 小川 洋 より:

    内閣総理大臣は任命権を持つだけです。彼には任命拒否権はありません。行政は憲法と法律によって行なわれるのであり、逸脱することはできません。

  120. 小野亨 より:

    働いても働いてもすべて吸い上げられ、大切な人を害されても泣寝入りしなくちゃいけなくて、思った事を言うと拷問されるような国にされるのはごめんです‼️

  121. 阿部ヤツメ より:

    怪奇小説の愛好家です。恐怖を煽る表現というものは異民族、障害者、病人、女性などといったマイノリティへの差別心の発露と常に隣り合わせであり、だからこそ読者も含めこういった作品に関わる者にこそよりいっそうの良心が必要であり、平等を目指して不断の努力をすべきであると考えています。そんな我々にとって権力による特定の思想を持った人間の排除は絶対に見過ごしてはならない問題です。今こそ反骨精神を発揮する時ではないでしょうか。

  122. にいやなおゆき より:

    SF・ファンタジー・ホラーなど、絵空事のジャンルと思われがちですが。これらは現実にしっかりと立脚せねば発想できません。現実の世界が歴史やルールを無視したご都合主義になってしまうと、フィクションそのものが成り立たなくなってしまいます。政治の世界は、あくまで法律に則った、公明正大な議論と思考の場であるべきと考えます。

  123. 浅井麻衣子 より:

    中立、公正であるべき学者会議が[御用学者会議]になってしまったら、日本製品の信用は失墜してしまう。
    [水]の他に売れるものと言えば技術力しかない日本。このままでは一億総ド貧困社会になってしまう。
    今からでも遅くはない。[コロナでパニってた。理系学者を優先した]とでも言ってもらえれば……。

  124. 待兼音二郎 より:

    賛同いたします。誰かの身に降りかかったきたことは、いつか自分にも降りかかってくることです。周囲から煙たがられても声を上げつづける者であり続けたい。あり続けなければならないと考えています。

  125. 斉藤修治 より:

    安倍氏から管氏へと続いて来た政権の姿勢に非常に危険なものを感じてしまいます。都合の悪い事には答えない、反論する為にウソや誤報を臆面もなくまき散らす。どう考えても子供たちの見本となるべき大人のする事ではないですよ。こんな大人がこの国の舵取りをしていたら、この先どうなっちゃうんだか、考えるのも恐ろしいことだ。

  126. マダムロボ より:

    賛同いたします

  127. 石田耕平(日本冒険小説協会残党) より:

    賛同いたします。

  128. 放克犬 より:

    賛同いたします。

  129. 磯崎愛 より:

    賛同いたします。

  130. 高梨治(編集者) より:

    こうした場を設けていただき深謝します。現政権のこうした動きを看過してしまうと、言論統制まっしぐらとなり、出版もいずれ統制されてしまうことでしょう。一人ひとりの声は小さくても、声をあげることによって、うねりとなると信じています。

  131. カメオッパ より:

    賛同いたします。

  132. 倉数 茂 より:

    日本学術会議会員任命拒否の撤回を望みます。

  133. anatataki より:

    賛同します

  134. 柳川誠介 より:

    見えない圧力にめげることなく続けてください。

  135. 長井忍 より:

    法治国家としての矜持を。

  136. 上田純也 より:

    悪辣な政権介入に負けず信念を貫いて頑張ってください。応援してます

  137. 日下部匡俊 より:

    人間の内的自由は最優先で尊重されるべきものです。それに制限を加えようとする現政権の姿勢はただされるべきものであり、ここに強く抗議いたします。

  138. 齋藤 路恵 より:

    賛同いたします。

  139. 鹿野司 より:

    賛同します

  140. 安達瑶 より:

    どこかで意見表明したかったので、このような場所を設けて戴き、有り難うございます。
    有名作家ではありませんが、名前を出して、堂々と抗議したかったのです。

  141. 西川ミチル より:

    賛同します。

  142. 安達瑶b より:

    ホラーは書いていませんが、ホラーが好きなので署名しました。
    日本をホラーハウスのような国にしてはいけません。

  143. さがとしや(読者) より:

    賛同いたします。

  144. 海野螢 より:

    賛同いたします。

  145. 溝渕久美子 より:

    賛同します。

  146. Y.H(同人・ファン) より:

     SFマガジンの「てれぽーと」の記事を拝読して、こちらの書名について存じ上げました。
     今回の任命拒否問題のように、ルールを曲解したり、ないがしろにしたりすることが続くと、生きづらい世の中になりそうだと危惧しております。
     職場にバレたり、Webでのペンネームが炎上すると怖いので、こちらの名乗りで署名させて下さい。

  147. 鈴木 孝行 より:

    日本学術会議の会員任命に対する政府の介入に反対し、本署名に賛同します。

  148. 吉田 より:

    介入は政治的偏向に基づいており、学問の自由を壊す

  149. 佐々木欣也 より:

    趣旨に賛同します
    この問題を有耶無耶にしては絶対にいけないと思います
    この国の「よりよきこれから」のために
    様々な立場から声をあげ続ける=声をあげるのをやめないことが肝要ですよね

  150. 井上亜里砂 より:

    理由も明かさないまま任命を拒否され放置されている。これは権力者の「睨み」にも思える。

  151. ミーシャ より:

    私が大好きな人や物の自由を奪われたくないと、強く思います。